こんにちは

型華のウェブショップにご来店いただき、誠にありがとうございます。

当店は、日本の伝統的染色技法である型染(かたぞめ)と、筒描(つつがき)の技法にこだわって制作した様々な雑貨のお店です。
型染技法は、布だけでなく和紙にも同様に染色できます。雪深いことで知られる新潟県は長岡市、小国町の特産品である手漉きの小国和紙を用いた、和紙小物も多数ご用意しております。
デザインから型彫り・彩色・染め上げまで一貫して、一つずつ手作りで仕上げたオリジナル製品です。
手彫りの型から生まれる柔らかな風合いの色柄をお楽しみいただければ幸いです。

◆型染について
当店では、主に日本古来の手法である型染め技法を用いています。現代では江戸小紋、手ぬぐい、琉球紅型などで見られる技法です。
 
型染めは、まず、膠（にかわ）と柿渋で耐水加工を施した和紙で切り絵のような型を作ります。
切り取って開いた穴の部分に、染料を刷り込んだり、染料を防ぐ糊（糯粉と糠の混合物）を置いて染料の入らない部分を作ることで、模様を表現します。
 
型染めの、現在のような和紙の型を用いる形式が確立されたのは鎌倉時代といわれています。その後、江戸時代において、武士の正装である裃（かみしも）に施す染め付けとして発達しました。各藩によって、使用が許されているシンボルや色が決まっており、権威の象徴でもありました。江戸小紋はこの裃への染め付けをルーツとしています。
 
当店ではこの型染め技法を主に用いて、デザインから製品の加工まで型華1人の手で制作しています。(縫製品の一部は、専門の職人さんに委託しております)
そのため同じ染め上がりのものは二つとない、この世に一つだけのオリジナル製品ができあがります。
一つ一つ心を込めてお送りします。

■About Katahana
 Katahana is the original brand of handmade clothing and goods. I dye original designed fabric using Japanese traditional techniques. I make one's only dyed fabric there isn't a same thing anywhere, with all one's heart.
 
■History and Outline of KATAZOME technique.
In  Katahana, the most traditional Japanese KATAZOME is applied.
The technique is said to be established in Kamakura period (1192-1332 AD). It is widely developed and applied for dyeing Kamishimo(=the most formed wear of Samurai) in Edo period(1615-1867 AD), since it was effective to print the emblem(=mondokoro) on Kamishimo which is specialized for each Daimyo and samurai family as the symbol of their status.
 
The element of KATAZOME technique is as follws.
First, it is made moulds with Washi(Japanese paper) as water proof by glue.
Patterns are printed when a dyestuff is stenciled in parts of cut off.
This technique is seen at Edo-komon, Japanese towel, Ryukyu-Bingata.
 
KATAZOME techinique (like, useing Washi moulds, glutinous rice and rice bran) is only one form which is seen in Japan.
I can say Japanese climate and Japanese disposition who look for delicate finish with fine-tuning is appeared so much at this technique.

written by Katahana

型華

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新潟県は小国町の名産品、手漉きの「小国和紙」を使ったポピーのピアスです。
切り絵をした後、彩色し、薄くレジンを染み込ませて硬化させました。
3Dデコパージュの要領で、半立体に組み立てています。
和紙であるため軽く、レジンにより耐水性です。
和紙のあたたかみを邪魔しない程度に、金色の金具とビーズ、クリスタルビーズを使っています。
夏には爽やかに、冬でも暖かく、どの季節にもなじむ和紙の風合いです。

型染では、最初に作る「型」は柿渋と膠でコーティングした和紙を切り絵するところから始めるため、和紙切り絵そのものを作品にしたいと思い制作しました。

＊大変華奢な作りになっておりますので、お取り扱い時には力を入れすぎないよう、ご注意ください。
＊組み写真はシリーズ作品の集合写真です。このうちの1組が当該商品です。

○素材:和紙、レジン、真鍮、銅
○サイズ(金属金具頂部から) 約　縦5.8㎝×幅2㎝

和紙の半立体ピアス　ポピー　PK Cr103

山形県

和紙の半立体ピアス ポピー PK Cr103

和紙の半立体ピアス　ポピー　PK Cr103